わたもこの方針

療育とは? 療育とは日本で生まれた言葉で、日本重症心身障害学会 用語集によると、治療、教育、保育などを総合 的に表す言葉で明確な概念は示されていません。英語の翻訳サイトに「療育」をいれると「rehabilitation」 リハビリとなったり、「educate」教育、 「Development support」発達支援、というようにさまざまな言 葉で表せられ、結局これだという回答はありません。

そのうえでわたもこが考える療育は「そ
の子の発達段階、特性、取り巻く環境を
踏まえて、その子に必要と思われる支援
をする。」
というものです。
具体的には以下の 3 つの要素
を遊びや活動に落とし込んで、行ってい
きます。

具体的な支援・活動内容
健康
(a)健康状態の維持・改善
(b)生活のリズムや生活習慣の形成
(c)基本的生活スキルの獲得

丁寧な手洗いの習慣化を徹底して、まなーを守っておやすを食べ、学校休業日にはリラックスする時間を設けます。

    サーキット         コーディネーション         感触遊び

認知・行動
(a)認知の発達と行動の習得
(b)空間・時間、数等の概念形成の習得
(c)対象や外部環境の適切な認知と適切な行動の習得

   数形の理解(ペグ)    連続性の理解(スローププトイ)      色水遊び

絵カードや図鑑など、それぞれの興味に合わせて言語、コミュニケーション能力の向上をはかります

人間関係・社会性
(a)他者との関わり(人間関係)の形成
(b)自己の理解と行動の調整
(c)仲間づくりと集団への参加

集団での活動や外出を大切にしています。